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生命の言葉 本音


京都の応用コースは、これからの母と私に指し示された希望の道標です。何度かお聞きした奥様のお義父様のことが、生命に焼きつくように沁み入りました。ありがとうございます。先日、実家に帰ると父の赤い薔薇が、庭に咲いていました。何て美しいことか。若かりし頃、両親が苦労して建てた家です。父亡き後、母が一人で守ってきた家。母が帰るまで、私が守るのだと自ずと動きに変わります。

母は、流動食に変わっていました。目を開け、私の顔を見ながら話す母は、前回とは見違えるようにしっかりしています。「死にたくない。帰れるかな」「今、生きてるよ。みんな待ってる」母の目から一筋の涙が流れます。黙って
母の頭を撫でていました。「あんたの足が歩けるようになって、本当によかった」私も毎日頑張ってくれている足に、感謝しかありません。回復は、この時の為にあったのでしょうか。

医師からの説明によると、右頭の出血は止まっているものの、高齢者で寝たきりのままはよくない。現に左手左足が少しずつ弱くなっているそうです。本人の負担を軽くする為に、頭の手術を考えているとのこと。右こめかみに穴を開けて、溜まった血液を除去すると説明されました。やるとしたら、6月23日か来週早々、本当に手術が必要か含めて状況とタイミングを見計らっていると話される医師に、すべてをお任せしますと頭を下げました。会社の上職、同僚に伝えると、「悔いが残ることはするな。皆んな、お互い様」その言葉に頭を下げながら、涙が込み上げます。私を支えてくださる方々の為にも、しっかり生きると心強く決めました。

母の言葉は、生命の言葉、本音です。俗世に塗れず、我ではなく、多くを語らずとも感謝に満ちています。母が伝えることは愛です。今、私が変わる時です。今日から3日間連続で、先生にお会いできることに感謝いたします。よろしくお願いいたします。

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