KEIKO KOMA Webサロン

生まれた言葉


昨夜の大きな地震に驚き、長い揺れに身構えました。皆さんの無事である書込みを拝見し安堵します。毎日が当たり前にくると、どこかで高を括って生きている自分の有様を自覚した昨夜です。

杉並のコンサート第一部「心身は生あるうちはひとつ」の、やさしい第一音から始まるピアノの音が、ないはずの子宮に光として届きます。子宮の奥深くに広がる光の波紋は、女のかなしみを感じます。かなしくも、あたたかな広がりとなっていきます。自分の深奥を辿っていくと、自分の鏡の姿を見ているかのようでした。鏡? 鏡は嘘の姿であり、正反対だと気づいた時、その嘘が外れていくかのように、渦巻くようにして剝がれ落ちていきます。剝がれ落ちながら、上昇し続けた時、第一部が終わりました。

第二部「全体にとけあう愛」気づくと、「世界に出たい」「もっと広い世界に出たい」との自分の言葉が生まれていました。驚くと同時に「まさか」と打ち消そうとしましたが、やめました。気持ちの生まれたまま、先生のピアノの音に包まれていました。外に向かって行きたいのです。何の為に? 自分に何ができるのか? 掠める思いの中、目的ではないと気づきます。「一人一人活きる国創り」との言葉で、コンサートが終わりました。美しいアリランの響きに、命が躍動し、生きる喜びと幸せを頂いたコンサートです。

fiowと意志、小さな単位でなく大きな単位で全体を見る。気づくものがあります。今日もコンサートがあります事に感謝します。ありがとうございます。

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