KEIKO KOMA Webサロン

生きる力


アントレプレヌールサロンで、先生が何度も繰り返して「人とは違うんだよ」と仰った言葉が、ぼやけていた頭の霧が晴れるように自分の中の何かがはっきりとしました。その翌日、母から階段から落ちたとの連絡が入り、慌てて病院に向かいました。幸いなことに骨折はしていませんでしたが、もともと悪い腰の背骨を強打したことで痛みが酷く、歩くのも大変な状態となりました。「誰にやられたわけではなく、自分がやった事」と、泣きながら痛みに耐えていると母は言います。薄皮を一枚一枚剥がすように、何時か治る日まで頑張るしかないと・・・それを聞いて、人間は皆一人であり、誰も身代わりになることはできないのだと思いました。どんなに辛くても、代わりに担ってあげることはできません。私にできることは、毎日電話をかけて声を聞く事しかできないのだと、つくづく感じました。だからこそ、どう生きるか、どう生きていくかが大事であると、強く思い知らされました。

今朝のニュースでは、東日本大震災から9年経ったと報じています。なぜか辛くなる過去の記憶をほじくり出すような、希望を失うものが多い中、若い女の子が語り部として活動する姿にハッとしました。その子は、自分にある僅かな記憶で語る資格がないのではないかと自信がなかったそうです。それでも語ろうと、今活動している姿が映し出されていました。自分が恥ずかしくなりました。
先生が三日間、ずっと私たちに伝え続けてくださったことです。大人として、何をやっているんだと問われる朝です。

結工房のオープン二周年、おめでとうございます。先生や高麗さんから届いたコーヒー豆のエネルギーを頂き、生きる力を与えられます。夜の報道では、勝ち組、負け組に分けられると報じています。生きる力が何より大事と、これ以上犠牲になる方たちが出ませんようにと願います。

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