KEIKO KOMA Webサロン

生きていく指針


今まで私は、言葉をどれだけ飲み込んできたのだろうかと、気づいたら先生の音に包まれながら考えていました。言いたくて、伝えたくて、表したくて胸の内に広がる思いを抱えながら、母の帰りを待ち続けていた幼い頃が蘇ります。「あのね・・・」今日学校であった事、嬉しかった事、たくさんの事を、母が仕事から帰って来るまで忘れないように・・・その時を、その瞬間を、どれだけ待っていた事か。ですが、母は帰って来るなり慌ただしく夕飯の準備にとりかかり、忙しそうな母には伝えることができませんでした。押し込めた、たくさんの言葉、渦のように押し広がる言葉の洪水が押し寄せます。それは言葉を超えて潮流となって流れていきます。自分の中から何かが押し流され、第一部が終わりました。

第二部のメッセージは、涙しかありません。様々な思いが過ぎりながら、内面を映す鏡である先生の音に集中しました。何も無く、ただ在りました。やはり涙しかありません。

帰り道、吹く風が気持ちよく、体の中を通り過ぎていきます。思いがけない事が多々ある中、先生のメッセージをお聞きし、コンサートで経験したこと、これからを生きていく指針とします。ありがとうございます。

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三鷹市公会堂光のホールにて
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東京カフェ高麗屋にて
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東京高麗屋