渋谷さくらホールのコンサート

素晴らしい演奏としか言えません。数千年、もっと前からの魂、無数の、しかし其々の人生が大河か帯の如くに身体を通り抜けました。空から降り注ぐ光の粒と交わり、其々の人生が光輝き、黄金の光の帯が空間に満ちるような神々しさに浸った感覚でした。其々無数の歴史を刻む魂の「静養」は何と大胆で、ドラマチックなのかと感じられ、今は満タンに充電されたかのようです。恐らく黄砂が原因と思われるのですが、喉が痛く、身体は元気ですが「菌」と誤認して熱を出しているような状態での第二部の「徳」でした。自分には筋が通った揺るぎない芯が感じられ、その揺るぎなさは真理の「愛」とひとつであるからこそと思われました。明日の朝は何をしているのか。早朝に京都に到着するので、それから整えてお手紙に取りかかろうと考えております。とても崇高な「徳」の身体にして頂いたと感じておりますので、本当に何をしようか、何もしないのは勿体ないと感じます。
ありがとうございます。

田嶋利江子