KEIKO KOMA Webサロン

流れの行方


京都コンサート直前の府中は不思議な流れを感じました。8日第2部の演奏からは額に涼しい水が注がれ、頭から体内を流れていく体感に心が澄み切っていくようで、どんどん内に何もなくなっていく感覚でした。この感覚のはじまりは京都、北山でのコンサートで感じた天とひとつの水の流れ、ここからはじまり、またここに行き着く不思議を感じました。

府中のコンサートは先月の焼却炉のような体感のすべてを焼き尽くすような体が炙られるような3日間、仙台からの今月の初めの変化の真っ最中の府中2日間、そして今週2日間は浄めと新しい目覚めの世界を感じました。ここまで内外一致のことが現象にも現れるのかと、隠せない取り繕えない恐ろしさをも感じます。今までのことが何だったのかと感じるおかしな世間の通例がまやかしのようにうつり、新しい世界と古い世界が二重にそこにあるかのように見え、人がそこにいるのにいないかのように、いないのにいるかのように感じる人の存在をどうすればいいのかと感じています。確かだったものが壊れ、すがりつくことも出来ないまま、ただ新しい世界の創造が望まれるカオスの中で、呼応する自然の厳しさと激しさの中で、胸開き沁み入る天からの太陽のような光に呼応する輝くいのちの力があることを知ります。一人一人に注がれる力といのちの力が輝くように生きること、愛は時空を超えて輝くことを教えられます。素晴らしいコンサートをありがとうございました。

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びわ湖大津館にて
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三鷹市公会堂 光のホールにて
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高麗恵子 即興詩 盛岡 川の畔にて