気づいたこと

府中の森どりーむホールでのコンサートより、頭の変化か、頭のしびれと眩暈としんどさのトリプル不調が抜けきれませんでした。勿論、そんな中でも仕事、約束事には出向いておりました。目元しか見えないマスクをするようになってから、「お高くとまっている」と見られるので、努めて目を笑うようにしておりました。しかし、ここ数日は頭の「麻痺」のため余計なことをする気力もなくいたところ、やはり風当りがきつくなりました。わかってはいましたが、やっとわかりました。日本人だからか、それともこれが人なのか、上辺で判断して人を決めつける習性なのだと理解しました。また「合わせ」ないと疎外であります。そして、やはり自分を振り返ります。人の表情を気にする自分は随分と昔からありましたが、ここ最近は気にならなくなっておりました。しかし、人をどう「判断」していたのでしょう。もっと違う感覚で人を感じようと今あります。春眠といいますが、恐らく秋眠もあるのではないかと思われるくらいに、いくらでも寝たいと感じられるここ数日でした。今朝は時間に追われることのなかったので身体のままに起きることができました。頭と体は昨日の夕方頃より改善され、そして本日目が覚めた時には、「愛」よりないと言葉が至りました。昨日は月一回の、始めて間もないある教室がありました。始めた当初は、これをマスターしたら暮らしが「素敵」と考えました。しかし、昨日はまったく魅力を感じず、今まで覚えていたことを不思議なくらいに全部忘れてしまっており、ほぼ一から教えてもらわなくてはならない状態となっておりました。興味が失せたのは教室に来ている人の感覚と自分が合わないからと、その時は考えましたが、本日は、「愛」がないからと至りました。その教室で習得しようと使っている物自体に「愛」がないと感じられるからではないかと考えたところです。今からは、「愛」を感じられるか否かで人は買う買わないと判断する時で、「愛」がなければ、同じ物でも手にしないときになってきたのではないかと至ります。昨日まで、自分が人と同じ物を造ってどうなるのだろうかと考えていたのですが、違う、「愛」ある物は造れる、今までとも人とも違うと感じております。
今しがたの気づいたことをそのまま書き込ませて頂き、失礼をいたします。
ありがとうございます。

田嶋利江子