比叡山に着きました

仙台から、磐越、北陸道を通り、比叡山に到着しました。久しぶりに新潟を通り、日本海を見ました。夕暮れ空は、いつも見る空ではなく、違う国に来たようでした。夜空は先生のコンサートの時に見える蒼い風、蒼い鳥と表現する「蒼」でした。その蒼い空を見るだけで、とても懐かしく、会いたかった人に会えたような不思議な気持ちになりました。北陸道も地名を見ては、活動の為に何度も訪れたり、通った時の様々な場面を思い出しました。

比叡山に着くと、今日も美しい月がお迎えしてくれました。山の上ですので、月の見え方も違い、とても透明感あふれ、澄んだ空を見ているだけで、心が澄んできます。月の輝きは、生きる勇気を与えてくれます。

昨日の仙台コンサートの時に自然のあらゆる生命に神が宿っていることを感じました。雷神、風神も見え、自然の生命、自然現象にあらわる神を生命で感じる経験となりました。もっと生命のはたらきをわかり、人間とし真っ当に生きていかねばならないと身にしみ考えます。京都、高知でのコンサートに向かっていることを体で感じ、全体とひとつであること、コンサートで経験させていただきました「遥か彼方」で生きていくことを日常生活で身につけていけるようにしていくことが大切と考えます。ありがとうございます。