未知なる旅立ち

昨日、初めて病院で介護のやり方を学びました。とはいえ、ほんの一部にすぎません。母のおむつ交換をしながら、おむつを取るためにはと考えていました。体位の変え方や車椅子のコツも学びながら、一つできたらすべてがよくなるとわかりました。「ケーキで退院のお祝いをしようね」と言うと、母は「ケーキなんかより、お寿司かラーメンが食べたい。カップヌードルでもいい」と言うので笑ってしまいました。「ずっと病院で時間に追われ、不味い食事を我慢していた。ゆっくり自分のペースで食べれば大丈夫」母の言葉を聞きながら、今後の介護食の注文をどうするか考えていた間違いに気づきました。家に帰ってくるという大事なことを忘れていました。母が望むことを、どうやってサポートするかを考えることが私のやることです。その後、アントレプレヌールサロンにギリギリ間に合いました。先生の一言一言が、今の私に響きます。トヨタ方式から生まれたLeanマネジメント、おもしろいです。なるほどと思いながら、母と過ごす明日からの生活を考えていました。先程母に対して考えていたことに通じます。やってみようと、わくわくしてきました。

今、退院手続きを終え、自宅に向けて出発しました。未知なる旅立ちに、鼓動は高鳴ります。異国の地に旅立つかのようです。どこに着地するのか行き先未定ですが、光の導きに従い進みます。連日の応用コース、アントレプレヌールサロンと、先に向かっていく力をいただきました。ありがとうございます。今週の新しい母との生活を経て、京都に向かいます。