未来への道
7日間の素晴らしい経験、淀みが洗い流されてとにかく頭がすっきりと新しいいのちを得たような今日を迎えています。連日の猛暑の中、先生にはたくさんの奇跡の演奏を弾いて下さりありがとうございました。
【10日大地の鳴動】
冒頭、地震が起きたのかと思うような地鳴りを感じました。呼び覚まされる魂、揺り動かされる空間にひそむ影、ダイナミックな演奏と共にあぶりだされていくような体感でした。第2部では翼が生えて空間ごと舞い上がり、胸の内側の宇宙に吸い込まれていくような不思議な感覚でした。アンコールの演奏では先生のいらっしゃる所を中心に360度に波が幾度もひろがり、幾重にも拡がるバイブレーションの美しさ、神々しさに息をのみました。
【11日未来への扉が拓かれた今】
厳しい愛あるメッセージを心に始まったコンサートはずっとまあるい光の中で聴いているような体感でした。アントレの時のような体感で、躍動感に満ち、何もないクリアな思考にひらめきが降ってくるのを止められない感じでした。演奏中の雑念は…とふとよぎりましたが、演奏を遮る感じではなく、演奏と共にいろいろな色の未来がマーブリングのように融合している幸せな瞬間瞬間でした。このままの状態のままに進めばいいのだと希望に満ちたフィナーレでもあり、スタートでもありました。
コロナ禍の異例の8月、痛ましい歴史の傷と共に荒廃した人の心の闇があぶりだされるようで、周りを見ても動きが止められるか暴走するかどちらかのように感じ、廃人のような重い空気感にきな臭い感じが混じり生きるのが大変な世の中と感じていました。改めていだき講座を受け、運命の重しがなくなった一人一人が存在を顕すということの意味を7日間を通じて体感としても理解できました。あとは何をもって実現するかだと感じています。
本当のフィナーレの盛岡コンサートが数日後に迫っていることで、緊張感と高揚感が入り混じる気持ちです。北緯40度の地にて新未来への切符を手に出来る幸せ、新しい夜明けのはじまりを楽しみに待ちます。連日の演奏を本当にありがとうございました。