最高のコンサート

おはようございます。京都へと参りました。京都での活動の前に渋谷コンサートを経験させて頂き、本当によかったと感じております。誠にありがとうございました。

コンサートではただただ心地良く、安堵するばかりで、眠くなったり苦しくなったりすることも全くなく、最高のアンコールまで一気に駆け抜けて終演となりました。喜び、幸せばかりでその場で何かを自覚することはありませんでしたが、高麗さんの書き込みを読ませて頂き、人のせいにする状態、これがまさにPrudenceに欠けていること、信じられないほどの子供っぽさかと認識し、自らの反応からすぐさま自分のこととわかりました。あらゆる場面において邪魔です。自分の状態も人から子供っぽさを感じる時も、人と人との関係を切り、全体も停滞させます。一丸となる時には特にこれが出ると目に見えてわかります。行商活動や、様々な場面でコンサートをお誘いする時でも、自分の内面を問う前に、相手がこうだからと瞬間相手のせいにしています。そして自分の思い通りにならないことがそんなに嫌なことかと問うと、実は嫌だと感じてしまっていることに気づきました。自分が理想を描くほどに、違うことに苛立ちます。これを良くない事として、理性で抑えて来たため解決することがありませんでした。その答えをコンサートにて経験させていただけたと感じています。思慮深さ、慎重さ、人生に欠くことのできない資質と教えていただき、大切にしていきます。

第二部は、メッセージをお聞きし、当たり前にこの地の恵みにあやかり、大地を蔑ろにしてしまってきたことに申し訳ない気持ちでした。土地を国や個人が所有することに疑問を持つ事もなく、所有しているから法の範囲内では何をやっても良い気になり、おかしな事です。また、国境により分け隔てていくことも、領土という決め方も、人が自然を、地球を支配しているかのごとくです。子供の頃、人工的と言う言葉にとても違和感を覚えたことを思い出しました。人が作ったら人工的なのかと、その時は記憶しましたが、なぜ人が作ったら自然ではないのかと疑問のままでした。ずっと環境問題とか環境保護ということに関心があり、大学まで進みましたが、どこまでも人中心の発想で、自然を対象化し、覚えて覚えて、勉強があまりにも面白くありませんでした。先生の演奏、メッセージ、講座でお聞きする事から学ぶ面白さを知り、意欲が湧きます。高麗さんの表現から真の自然や大地、生命の美を言葉や詩で教えていただきます。真をわかり、作り物がわかるようになり、自ら判断する喜びも経験しました。

大地を歩き活動をさせていただくので、少しでもその地を感じて、人を感じて、新たな表現ができましたら幸いです。これからの活動を前に誠にありがとうございました。