最も新たな愛

表現の手立てが無い程に素晴らしいピアノコンサートを有難うございました。
第一部にて示された道は、今までよりも大きな道であり個人的な全ての事も世界の為にある活動の道でした。頭も心臓もごろっと音を立てるように大きく変化し体が変わらなければ生き方は変わらないという事を知ります。体の中に道が開かれ神に出会うのです。地上のことと別次元の世界が空間や体内に開かれることは特に京都コンサートから続き、ふわふわした体感と立ち上がれない様な衝撃が続きます。この世の人間とはかけ離れていき、「我々は人間ですものね」という旧人類とは全く違う意味合いの人間に変容していきます。
第二部ではいつもの電力ホールのピアノと全く違う迫力に眼を見張ります。この世に合わせない光のまま、光は光に抱かれその温もりと眩しさに全身目覚めます。遥かなり光はピアノの音に表現されてここにあり、そのような美しい体や望む意志さえあれば昨日とは全く違う変化し続ける愛に出逢えることを経験させて頂きました。このような生命の経験こそ、一人から空間を通して世界に伝播する、その始まりの一点であると考えます。信じ難いような美しいときに衷心より感謝致します。