日本の国に生まれて
14日のコンサートの中で、「今」「愛」 ・・と、言葉が生まれました。今、今・・の連続に生きて、溢れんばかりの愛にいだかれています。今の中に全てがあります。思わず流れる涙は、時間の中で押さえ込まれてきた悲しみと、時間の無い世界を舞う喜びと、両方ありました。
幼少の頃の記憶が四季それぞれの匂いと共によみがえり、日本の繊細な四季の変化が先生の演奏で次々と現れ出ました。記憶がよみがえる時は、豊かな気持ちになると同時に淋しさがどうしてもあって、それが悲しかったのですが、コンサートで全て今の中に溶け込み、今を共に生きるようになりました。
このたびのコンサートでは、日本の国に生まれ、日本の大地で生きるからこその、自らの内面であることをとても感じました。日本の国が持つ大いなるちから、大いなる神々の計り知れない働きかけ、それは自らの裡に無限に湧き出る泉のようにあって、どれほどその恩恵を戴いて今、今を生かされていることでしょう。決して当たり前ではないのです。日本の国に生まれ、溢れる恵みを戴き生かされている、そのことにもっと自らを現して応えていきたい気持ちです。
WEB サロンを拝見しまして、ウクライナの方々がマーブリングの衣装に出会われた写真、輝く笑顔に自分も嬉しくなり、幸せな気持ちになりました。自分の枠を越えて、さらに国や民族や宗教を越えて、人を愛し、人と共感しあえる心が、私の中でどうか育っていきますように。
日本から真の愛が途絶えることなく発信され続け、全世界へと広がっていきますように、 心から祈ります。