新しい御代を照らす光
3ヶ月連続開催の京都コンサート、洗練された輝きに満ちたフィナーレでした。満たされた時をありがとうございました。
10月は京都御所、11月は下鴨神社を参拝したので、今月は上賀茂神社に立ち寄り、葵祭さながらのコースを辿ってからのコンサート参加でした。先月に引き続き上賀茂神社でも特別参拝をやっていて奥の神域で祓いをする流れになりました。ここの所珍しく貧血が続いていたので、生まれ変わるとはこういうことなのかと感じていましたが、この神域では天地が逆転するような回転する感覚に驚きました。ずっと昔から解決されずに脈々と続いてきた人々の想いを感じる経験でした。
コンサートはとにかくスケール大きく、演奏の拡がり空間の拡がりに合わせて体を解放するように体が開き空間に溶け合い、何かが生まれるのを感じました。大きな光のその存在は太陽そのもののように感じ、すべてを育む熱い光を放っているように感じていました。神職の方から穢れは気が枯れていることを言い、それを満たすために遷宮をするのだとお聞きしたばかりだったので、まさに立て直しが行われている場に居合わせているようでした。雲海の上にあるようなどこまでも白い厳かな空間、寸分たがわず和合するいのち、輝ける太陽のような存在はすべてを分け隔てなく照らす愛に満ちていました。空間にうごめく気配もあぶりだされるほどに光満ちるコンサートでした。
パイプオルガンもピアノも音色優しく愛に満ち、コンサート後は体も心も軽く幸せになりました。新しい時代の幕開けを感じる豊かな一日をありがとうございました。