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京都コンサート


久しぶりに尋ねた京都コンサートホールでした。パイプオルガンの演奏が桁違いに凄いと感じ、会場全体に響くオルガンに眼を見張り、遠く宇宙に届くかのような演奏に身を委ねます。愛の宇宙、、これからは愛で傷つかない時との言葉が残りました。この壮大な演奏が、レバノンやレバノンに逃れたシリアの難民の子どもたち、そして世界中の人に届く事を祈っていました。世界が不協和音のように音を立てて歪んでいる中、それを修正するかのような凄い演奏に、ニューヨークカーネギーホールで世界の3大オルガニストと称されたことを思い出し、この演奏を聴くことに慣れてはいけないそう感じました。パイプオルガンの旋風が吹き荒れたコンサートに、仕事を半日で切り上げ参加してよかった、、との気持ちが込み上げます。
第二部のメッセージ、愛は全てを超える、愛の経験なくしてどのようなことをしても必ず壊れること、生活や仕事にも言える事をお聞きし、遂にそういう時代になったんだと信じられない気持ちでした。愛が全てを超える、、嬉しいような信じられないようなメッセージをやさしく語るように演奏が続きました。美しい音色に、ざわついていた人も眠り始めます。コンサートで多くの人が眠る姿は、キリストが現れた時に人が眠ってしまう中世の絵画のようといつも感じていましたが、今日も神の前に人は眠るが如く、パタパタと眠って行く人が目に入りました。私にとっては、演奏により身体ごとスルスルと地獄から引き上げてくれたように感じました。愛は全てを超える、、それだけで生きていける言葉でした。ありがとうございます。
以前来た時よりも人が増えたように感じた京都ですが、タクシーの運転手さんからは、お客様が減りお給料は半分になった事を聴きました。修学旅行は95.5%減少でいかに観光客に支えられていた仕事かがわかりましたと話してくれました。いつも利用するタクシー会社でしたが、これまで以上に丁寧に対応して頂き、心が温かくなりました。コンサートから時間を経た今もなお身体が熱く、表現をしないと眠れない事がわかり書いております。素晴らしい京都コンサートを心から感謝申し上げます。ありがとうございます。

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府中の森芸術劇場ウィーンホールにて
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多賀城跡にて:メッセージです
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多賀城市文化センターにて-2