感動のシリア映画上映会と先生のコンサート

これほどの感動はあるのでしょうかというくらい感動し、涙が止まりませんでした。以前より高麗さんから「日本人は魂失くして亡国の危機にあると、何度海外で言われたことでしょう」とお聞きしていましたが、魂があるとはこういうことなんだということを、シリア映画から分かりました。そして、今年１０月４日の渋谷コンサートの先生のメッセージにあったＰｒｕｄｅｎｃｅに欠けているのが、現代日本人なのだと感じました。感動のコンサートでしたが、実際に起こったことなので、あまりにも辛く悲しいと胸が塞がれるようでした。先生がピアノを弾いてくださったので、悲しみは「日本にいる私たちにはやることがある」と昇華されていきました。素晴らしい経験をさせて戴く機会をつくってくださった高麗さんには感謝よりありません。

不滅の精神を象徴するフェニックスは大空をはばたいていきました。フェニックスをテーマに演奏してくださる１月２日の京都コンサートはもう来週になりました。一年の始めに先生のコンサートに参加できること、心よりありがとうございます。

五十嵐泰子