愛の風

落雷轟くなか三鷹コンサートのオンデマンドをお聴きしました。最後の最後のアンコールまで愛の風が吹き渡りました。コンサートが終わって、不意に母の最期のときを思い出しました。母の最期は突然やってきましたが、わかったのです。妹が溜まった自分の家の用事をしに帰っていたのですが、妹がやっと母のところに帰ってきて、母のおむつを長い時間かかり取り替えてあげました。子どもにおむつを変えてもらうのはどんなに母は苦しくいやだったでしょうか、母の性格を知っていれば誰でもわかることです。でもいのちの最期の灯を妹が帰ってくるまで待ち、わたしたちふたりの姉妹に母の最期の体を預け、最期の最期まで母は生きてくれたことをわかったのです。先生の愛の風は母のいのちとつながり、いのちのちからを教えてくださいました。ありがとうございます。