小鳥も高麗さんに

高麗恵子語りオンデマンド配信を、窓を開けて聞かせていただきました。
青空が美しいので、青空を見上げながら聞いていると、目の前に小鳥が窓から飛んで入ってきて、びっくりしました。
パソコン目指して飛び込み、私の部屋の高麗さんの作品入れのガラスケースの横で大きな声で鳴いていたのは、幼き小鳥でした。
「窓はこっちだよ。」と言ったのですが、人間の言葉は通じず、高麗さんは動物と話せるのを思い出し、私も通じてくださいという気持ちでいると、パソコン近くの窓のさんに飛んでとまってくれました。
外はもうすぐなのに、おなかの真っ白い美しい小鳥は出ていかないのです。
手で捕まえて帰そうかと思ったら、今度はベランダに出てじっとしていました。
幼い小鳥なので、これ以上いたら死んでしまうかもしれないと思って、お水をあげると、水じゃないと言わんばかりにやっと飛び立ちました。
無事か心配で外を見ると、近くの電線にとまって聞いているかのようでした。
腕１本分の幅の窓から美しい鳥が飛び込んでくるのを初めて見ましたが、小鳥も高麗さんの語りを聴きたかったのかもしれません。