KEIKO KOMA Webサロン

宇宙人


本日もコンサートの経験を心よりありがとうございます。
自己疎外のテーマで始まったコンサートです。
演奏が始まると、どこまでも内側へ内側へと深まっていく音と共に内にある自分自身を発見していくとても大好きな時が流れ始めていました。時間を忘れ生きていることを実感する至福の時です。外側で何が起ころうとも、周囲にどのような事態が発生しようとも、僅かにも動じない中心があり、そして中心から生きる道をつくりあげていくパワーがありました。その後突然、自己が外の世界と同化した瞬間、嘆き、悲しみ、恨みの感情と共に全てを悲観していく状態に陥り驚きました。内側は空洞化し悲しみや恨みで空洞を埋めるような状態に、一見動機のように見えることも、ただただ感情の渦を放出しているに過ぎないことを感じました。これでは生きているとは言えないと感じ、再び内側の世界へと戻ると、そこはとても愉しく思わず笑みのこぼれてしまうひとときでした。内面は多層的で深淵で奥を辿れば目に見えない魂も生き物もあらゆる存在とも出会い交流していることをわかり、生きることの深さを経験します。

そのまま続く第2部には、さらに宇宙に誘われ、終始宇宙空間を優雅に堪能し幸せいっぱいでした。赤子の頃に生きていた世界なのか、さらに前に生きていた世界なのか、馴染み深い悠々自適な空間でした。子供の頃は宇宙を謳歌し、死んだらこの宇宙に帰るのだとよく考えたものでした。この地上にとどまることを忌み、死んでお墓に入るなどゾッとすると思っていました。自意識が芽生えると生まれたところを間違えたと親に言ったものですが、私には自由で悠然としたこの宇宙こそ生まれた世界、生きる世界であったと感じるのです。大変愉しい時間が流れ、心の中ではまだ演奏中にもかかわらず拍手喝采でした。宇宙には摂理があるとわかりました。正しいこととは、宇宙の摂理と合って正しいことでありました。生命の法則に反する事柄は成ってはいかないことも宇宙の法に反しているからと感じました。なのでたった一人でも、宇宙の法をわかり正しいことをわかっていれば、必ず崩れるものは崩れ、不純なもの、卑しきものはそのまま露呈していくことが明らかでした。心配無用で、成るように成っている宇宙の摂理でした。誰に理解されなくとも、宇宙に受け容れられ生きていれば、必ず未来に人が必要とする生命が生きていける方向性へと進んでいることは間違いないと感じられました。ある瞬間、お腹の底から爆発寸前のエネルギーが立ち上がっていました。まるで超新星爆発を起こすのか、自分の持つパワーであるとは思えない凄まじいエネルギーでした。その時、私は新たなことを始めることが好きなんだと、生まれてきました。何かに従うよりも、新たに生み出すことが好きな自分です。最近時々、自分は女だよ、と自分に言ってみるのですが、それの何が問題なの?と返答している自分が可笑しいのです。女性であることの生まれつきの引け目も、どこかでさらわれ芽を摘まれる恐怖も消えていて、生まれながらの光を活かすことに女性であるか男性であるかは関係のないこととわかってきました。これだけの、両手には抱えきれないほどたくさんの経験をさせていただき、やっとわかってきたことです。キラキラと内面に降り注ぐ優しいこれを愛と呼ばせて頂きます。本当にありがとうございます。

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