KEIKO KOMA Webサロン

孤独を超えて生まれる光


府中コンサート3日目は壮絶な経験でした。まさに生き残るかどうかの瀬戸際にある生命を感じ、先生の音とひとつに在るように努めるよりない感じでした。府中での救済の時をありがとうございました。

ある時、空間からひとりと聞こえ、影のような圧力ある何が体に覆いかぶさってくる感じでした。それはどんどん内部に入ってきてお腹の底に到達し、さらにその奥底…言葉としてはおかしいのですが、お腹の底からどんどん地下に引っ張られる感じでした。どこまで堕ちていくんだろうと感じ、根の国ってこんな感じなのかもしれないと感じる暗く寒い中で、まるで蜘蛛の巣に絡まるような苦しさとひとりとつぶやく影が染み込んできて発狂しそうになるのをコンサート、コンサートと言い聞かせながらかろうじて抑えている感じでした。もう限界と感じた時、奈良で初めてやった明け渡しという感覚…私というものをすべて手放し、抱えているものをすべて手放した時、信じられないことに中心から光が生まれました。

その光が生まれるとその影をお腹に抱えるようにして、まるで親鳥が卵やひなをかかえているように暖かく満ち足りた充足感をそこに感じました。さらに水色の光に抱えられるようにしてゆっくりと浮上していくのがわかりました。影が空間に溶けていく、その染み込んだ悲しみが昇華されるこの慈愛のぬくもりに涙が滲みました。悲しみが愛に変わる…本当にそう感じました。

あまりに凄い体験だったので、しばらく頭痛や体や空間との焦点がおかしい感じになりましたが、やっと慣れてきました。それと同時に世間では厳しさ増す中、よりコンサートの重要性を痛感しました。一つ一つ、瞬間瞬間、コンサートはもちろん日々の在り方も律していきます。貴重なコンサートをありがとうございました。

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東京高麗屋にて-2
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