始まりの盛岡

6月7日の盛岡コンサートを誠にありがとうございます。開演前には高麗さんに先日お見立て頂いた父のベネチアンネックレスのお礼が父と一緒にできました。あんなに嬉しいそうな父を見ているだけで幸せな気持ちになります。高麗さん、いつも本当にありがとうございます。
それでは出発しましょう、と始まりましたコンサート第一部はまさに蒸気機関車の車輪がガッシャン・・・とゆっくりと力強く動き出しす光景が想起された第一音から、徐々に速度を早めていく蒸気機関車の逞しい美しい姿をまざまざと感じる演奏にとても魅了されました。宇宙へ飛び立ち、未来へ向かう、真の始まりの経験をさせて頂きました。第二部では、メッセージにありました「ほんの一部ですが、この体内の環境の声なき声をあらわします。」に体内に100兆個ともいわれる腸内細菌のことかと感じました。すると演奏のあるところで、いだきしん先生の演奏に反応して、大腸が粟立つような反応をし、お腹全体が温かくなる初めての経験をし、大変驚きました。その後の川の流れに身を任せるような心地良い時は心身安らぎます。アンコールでは、手拍子をしながら、奥底にありました大きな悲しみが出てきて、まだこんな悲しみが残っていたことに大変驚きました。その悲しみは皆様の手拍子と先生の演奏によって愛に包まれ、幸せを感じながら消えていったのでした。感謝に尽くせないほどに素晴らしい盛岡コンサートに参加させて頂きまして心よりありがとうございます。本日の仙台コンサート、何卒宜しくお願い申し上げます。