天から授かる真の力

毎日、尊いという言葉では表しきれぬほどの至高の経験をさせていただき感謝が絶えません。
いだきしん先生から初めて、人間はこういう生き物ではないと気付いた、とおっしゃった時をよく覚えています。命懸けの探求をして下さり、答えを得られた事は先生とお会いすればわかります。当時、こういう生き物でないならどんななのでしょうかと想像すらできませんでしたが、先生の生き方があり、高麗様の人生、存在があり、此処以外に真は無いとの確信、唯一の希望を見出し今日を迎えさせて戴いています。今、もう手の届くところに完全に新しい人間として生きられる未来が見えています。日々起こることも全てメッセージと捉え、真剣に向かう中、来年６月と示されました明確なひとつのヴィジョンは大きな原動力となっています。

盛岡へ来ることで経験させていただけます「銀河鉄道の旅」は夢とロマンに溢れます。コンサートは終始宇宙遊泳。世間も時間も無い、大宇宙に輝き生きる生命のままを満喫します。深いメッセージを言葉だけで理解するにはどれだけの時間と知能が必要でしょうか。いだきしん先生はピアノ一台で生命、魂、身体等にアプローチして下さり、空間まで変えてゆかれると経験します。自分の在りのままを認識する瞬間は様々な感情が浮き出ますが、身を任せていると綺麗に清められています。挙げきれぬほどの気づきと経験がありますが、いつも神業以上と感じていますピアノについて書かせていただきます。ピアノ表現を一度でも志した事があれば誰もが目指す音があります。特にスタインウエイのピアノを弾く時最も楽しみにするのはピアニッシモの音で「この音を出したくて探求する」音があります。何年も試みて出せた時の喜びやそこに賭ける情熱がありますが、生涯一度、本番で出せるか出せないかの音の連続が、いだきしん先生が弾かれるピアノにあります。どれもこれもその場その時１回よりない音と響きですが、やわらかくやさしく強烈にパワフルです。激しく鳴り響くピアノからは、大自然、神への畏れを体験します。倍音の響き方が有り得ない響きとなっていることは多くの人が知るところと理解しますが、いつしか、この音のように生きてみたいと夢見るようになりました。ピアノと先生との対話や変化もお手本です。
先生が、コンサートでなさっておられることは計り知れませんが、会場で経験させていただく事と其処へのプロセス、全てが一回の尊い経験です。コンサート当日や２時間だけがコンサートではないとわかります。人類史が大きく変わるこの時代を、命あり、生きられるよろこびがそのまま伝わるように生きていきます。

力を抜き続けることを心にとめて生きるようになり、心身の変化に驚きます。
ふつうの人でも、相当な訓練した人でも、いだきしん先生の奏法を５分行えば腱鞘炎になるとは容易に想像ができます。どうしたらこのようにして力を抜けるのかと何度も考えてしまいましたが、そう考える思考そのものに力が入っていると、書かせていただき、気づきました。
今、尊き御縁を頂けて、コンサートホールでソーシャルディスタンスで聴かせていただけますこれ以上ないよろこびを伝えます。
「愛すること」。愛に生きる歓びは生命の中心に在ります。

このような素晴らしい経験の場をお創り下さり、日々のメッセージ、即興詩を記しお詠み下さいます高麗恵子様にも衷心より厚くお礼を申し上げます。



台風の進路、大きいことが心にあります。
被害が抑えられますようと心より願っております。