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多賀城


高麗さんが来年の先生のお誕生日の多賀城コンサートに言及なさるたびに胸が動くのはなぜでしょうか。なぜかは解らずとも行くことを決めておこうと来年のスケジュールに「6月23日多賀城」と書き込みました。これでもう行けます。今日(日付は昨日)打ち合わせでお会いした高齢の女性から「日本は平和よ〜、日本に生まれてよかったわ〜〜。」という言葉を聞くたびに、胸が痛み体が冷えてどうしようもなくなりました。自分の周りのことしか考えていない人、自分(自分たち)さえ良ければと思っている人に会った時の反応だと感じています。私は「ではこの平和な国でなぜこれほど多くの人が自殺しているのでしょうか」と言いました。・・・聞こえないご様子でした。こういったことがいつも私にとっては何より辛いことなのだと自覚します。そう感じるということは自分に何かやるべきことがあるのだと思います。こう書いていても悲しくて涙が溢れます。私の生い立ちを考えると、決して恵まれていたほうとは言えず、だからいつも社会から取りこぼされてしまいそうな所にいる人に、強いシンパシーを感じるのだと思っています。逆に、恵まれた環境にいる人には「どうせ私たちの苦しみはわからないだろう」と、敵意とまではいかずとも、違う世界の人と決めてしまっているようです。これでは本当の平和には繋がらないのではと思うと、夜中に目が覚めてベッドから跳ね起きてしまいました。・・・と、ここで、先生の生い立ちを思います。先生に丸ごと受け入れていただいた自分の人生を思います。そして不意に、やるべきことは愛を表すこと、と自覚しました。ありがとうございます。明日(日付は今日)のコンサート、自宅からの参加で申し訳ありません。夜中に失礼いたしました・・・。

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