夕空に流れる鰯雲に･･

2日間、三鷹でコンサートを開催して下さってありがとうございます。
コンサートに参加して、自らの裡から、喜び、幸せ、希望が湧き出る泉のようにどんどん生まれてくるのは、自らが先生の表現なさっている世界に共鳴する存在そのものだからです。自らに対する畏怖はそこから生まれていました。何があっても自分の本質は神聖であり、不動であり、大宇宙とつながり、生き生きと生きる存在です。先生の演奏なさる音に無心に聴き入るとき、大宇宙に通じる自らの内面が無限にひらかれ、輝き、躍動しています。
自分自身といえど、それを冒すことは出来ないと気づいたとき、はっとしました。２０日のコンサートの中で、自分に向けて「ごめんなさい。」と言っていました。「自らを傷つけ、邪魔をし続けてきて、ごめんなさい。」という気持ちです。

昨日の夕方近くに、職場のある建物から外に出たとき、細やかな鰯雲が青空いっぱいに流れていました。「うわー、綺麗･･！」と、鰯雲と交流する自分の内面はとても神秘であり、尊いです。三鷹での連続３日間の催しが終わって、何だか心がすーすーするような寂しい感じがあったのですが、夕空に流れる鰯雲を見上げたとき寂しさは消え去り、美に感動する心がワーッと広がり、輝きました。

コンサートで経験させて戴いている大宇宙にいだかれて生きる幸せは、今この瞬間にも身の裡にあり続け、生き続け、進化し続け、深まり続けています。決して終わったり消えたりするものではなく、それは永遠･･。
鰯雲の流れる夕空は、そう伝えてくれているようでした。

こうして経験を表現できることも人間としてとても幸せなことです。
三鷹での素晴らしい３日間を心からありがとうございました。