声

府中ウィーンホールでのコンサートをありがとうございました。ギリギリで間に合いましたが、高麗さんにご挨拶も出来ず申し訳ありません。舞台袖へ、アナウンスのため向かっておられる後ろ姿にご挨拶させていただきました。昨日は突発的事情あり久しぶりに銀座へ参りました。9年前まで都内在住でしたが、銀座はなんだか華やぎが薄れている感じがしました。古いものはこれ以上落ちないように何かにしがみついている感覚が悲しかったです。新しい社会にならないと、人はどんどん力が落ちていきそうで怖かったです。さて自分はどうするか。。日々新しく生きておられる先生がその答えだと思っています。今日は余裕持って参ります。

死期の近い叔父がおります。一度だけですが初台のコンサートに参加致しました。そのときの叔父の言葉が、母の受講までに繋がっています。恩人であり大好きな優しい叔父です。昨日演奏の最中、先生のお声で「覚悟だけはしときなさい」と聞こえました。覚悟していたつもりで、ちゃんと覚悟できていない自分を知りました。コロナのせいで身内であっても見舞いもままならない中、ひとり苦痛と戦っている叔父ですが、命あるかぎり、生ききってくれることと信じております。ありがとうございます。