KEIKO KOMA Webサロン

問われる一人一人の「存在忘却」


一人一人の人間の「存在忘却」が現在の世界の危機的状況をつくり出しており、決して他人事ではなく、一人一人が日々「存在忘却」を続け、愛を見失っている状況こそ現在の危機状況の源だということを銀河鉄道を例えにして伝えていただいたコンサートであり、コンサートメッセージであったことを応用コースで導いていただいたことを漸く理解しました。

そしてそれは私には到底想像もできない大変な状態をご自身の身に受けられ、解決へ向かう いだきしん先生のいのちのはたらきを通して、常にさまざまな状態で起こっていること、そのことを忘れているかのような発言や生き方は、ある意味で致命的な「存在忘却」であるとも気づき、大変貴重な瞬間瞬間の対話により気づきの機会を与えていただきましたことに心より感謝致します。ハイデガーが存在論でプラトンやアリストテレス、ヘーゲルたちを批判したこと、ナチへの協力とその後の対応のことも「現存在」である人間の存在を本質的に問うことであって、「今」に繋がるからこそ、あらためてハイデガーに言及していただいたとも理解します。

今振り返れば冷や汗があちこちから吹き出します。私の最初の質問の答えは盛岡でのコンサートだから「存在忘却」や「愛顕現」について「銀河鉄道」を例えにしたという表現上の工夫の話に過ぎないこともよくわかりました。先生とご一緒する経験を多くさせていただきながら、「何でこうなってしまったのか?」と激しく問うていただきながらも全くスピードの合わない対話に付き合っていただきましてありがとうございます。本質的なテーマを外した勘違いの質問から、大変難しい現代の世界状況を理解する大きな機会に繋がりました。いつも尊い経験の場をありがとうございます。

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夜桜
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多賀城市文化センターにて-3
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多賀城市文化センターにて