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動詞の分類


述語動詞に意識を向けて、言いたいことや気持ちを豊かに表現するトレーニングを開発したい。しかるに、良い参考書もないし、文法辞典を開いても、あまり役に立たない論文ばかりにぶつかる。学校で教える「何段動詞」とか、「活用形」とかは、いまはいらないのだ。単純動詞とか、複合動詞とかの説明しかない。そういうことではなくて、意味論的な分類やアスペクトをどう扱うかとか、自動詞と他動詞の機能的側面とかを、うまい「動詞の分類」ができないものかと悩んでいる。たとえば、「食べる」と「考える」とでは、どうも違う分類にしたいし、「死ぬ」とか、「寝る」とかは、単純な動作・動きを表わす動詞と別に扱うべきではないかと思うのだ。そして、複合動詞の「勉強する」とか、「思案する」とかは、どうも「大和言葉」ではないし、その動作・動きが具体的ではないように思う。抽象的な動詞でなくても、詠嘆や感動を表わせることを、『万葉秀歌』を読んでいて、再発見したところである。「~~である」式の名詞文のくせに、動詞(存在詞)の形を取る言い方も問題だ。とにかく、今日はいろいろな動詞を挙げて、少し整理してみた。

ところで、「愛する」という動詞は、万葉時代にはなかったのである。「うつくし」は愛すること、と斎藤茂吉が指摘するように、「うつくしとわが思う妹」であり、「妻子見ればめぐしうつくし」だったのである。「愛する」なんて言葉を使わないで、愛を追求したいものである。

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幼稚さ
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都市センターホテルにて
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愛ちゃんのマドレーヌ