KEIKO KOMA Webサロン

動くもの


自分の中で新たに動いているものに対して、頭と現実の時間が追いついていませんでした。「ちょっと待って、順番に」と言っている状況ではなく慌ただしいですが、気が急いて焦るのではなくきっちりやっていきたいと思っていました。この流れに、何がなんでも乗りたいからです。途中後半から聴かせて頂いた東北応用コースですが、先生の「自分の中で分かって、意識となる」との言葉が胸に残りました。その後、毎週通っているレッスンに向かいましたが、毎回いつもの自分が丸出しで口から出るのは説明言語ばかりでした。先生からは「その場しのぎで小手先ばかり。取り敢えず今の時間を逃げ切ればいいと丸見え。日常の頭を捨てろ。」と一喝され、皆んな項垂れました。自分の順番が回ってくる前に、身構えて準備することすら違うのです。違うと頭で分かっても何かを捨て切れない自分は、ぐうの音も出ません。ところが、その後に体で分かったことがあります。体の反応と言葉が同時に出た言葉は、自分の言葉でした。体から飛び出た言葉に、初めて先生に驚かれ妙にスッキリしました。その感覚は何だったのだろうと分かりたく、昨日の仙台コンサートをライブで拝聴しました。自分の深底にあるものを掘り下げていくかのように、先生のピアノの音が体の奥深くに入ってきます。自分で自分を狭めていたもの、遮るものが光の音の進行とともに溶けていきます。光の音とともに、どこまでも突き進んで行くわくわく感は未知なる冒険です。突然視界が開かれポンと着いた先は、煌めく光の中で何もかもが輝く世界でした。いったいどこに到着したのかと思った時、メッセージが「愛は煌めき」だったと蘇り、コンサートが終了しました。すごい着地です。今日も仕事の状況は変わらないのですが、何かが自分の中で大きく変わりました。見えないものに追い立てられて焦る感が消え失せ、必ずやり切るという大きな確たるものが体の中心にあります。とても嬉しいです。ありがとうございます。このまま、行きます。

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高麗恵子ギャラリーにて
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抹茶白餡大豆ケーキ
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到着