KEIKO KOMA Webサロン

力を 抜く


以前、先生が講座で「力を抜く」と話されたことが、身に染みわかります。見えなかった方向性がやっと見えて喜ぶのも束の間、「よぉし」と意識がはたらいた瞬間に力が入ります。そして、型にはまっていき、自由が失われていくのです。ですが、それを嘆くのでなく、気づいた時点でどうするかを考えることができ、ありがたいです。

今朝、母に面会してきました。すっかりあきらめていました。「足が動けば、逃げ出したい」と言います。食事、入浴、リハビリすべてがストレスだと言うのです。嚥下の点で咽せる為、お粥とミキサーにかけたおかずは、何を食べても同じで、「コンビニのお握りが食べたい」と言います。リラックスするはずの入浴も、寝たままお湯をかけてゴシゴシ洗われるので痛いだけ。リハビリは苦痛しかなく、最近はやっていないと言います。母からの話だけなので実際にはわかりませんが、このままでは何もかもが負のスパイラルです。リハビリ時間に病室に来られた女性に相談すると、病室でできて負担がかからないリハビリを検討しているとのことでした。30分毎に担当者が入れ替わるのも、忙しなく疲れるようです。私が担当者と話している間も眠りこけている母を見てなるほどと思うと同時に、1日中リハビリもせずベッドに横たわって寝ていたら、ますます体は動かず認知症になるのを待つばかりです。この仕組みは恐ろしいです。何とか3つの負のスパイラルから、1つでも抜け出してほしいと願います。本人の気持ち次第とはいえ、この生活が毎日繰り返されたら私だっておかしくなります。助けていただいたいのちでありながら、リハビリで駄目になることだけは避けたいです。私は何をすべきか。今日、アントレプレヌールサロンがあり、先生にお会いできることが希望です。よろしくお願いいたします。

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三鷹市公会堂光のホールにて
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早春の風
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府中の森芸術劇場どりーむホールにて