KEIKO KOMA Webサロン

出会った命


平成2年から3年、湾岸戦争の前後のころ、次々に開催されたコンサートなどの催し、先生へのインタビュー映像を上映し、高麗さんと語りあう特別な特別サロンに参加させて戴きました。 動かせない事情で今日は何かあっても行かないと決めていたつもりが、ご案内のメールを受信するや、参加を申し込みました。 

万里の長城にて、高麗さんを挟み、旅の仲間と3人で並んだ写真を枕元に飾っています。今日の映像は、おそらくその仲間が撮られたものではないでしょうか。その方は、我が家で最期の食事をされて、旅立たれましたが、これまでいだき講座を受講された多くの方々のことも含め、いろいろと考えさせられるサロンとなりました。

今、30年前の映像を拝見しても先生は一貫して世界を変えることを貫き通され、それは今さら確認するまでもないことですが、その先生や共に動かれる高麗さんと出会った命は、心ゆさぶられ、魂うごき、先生の表現の場を造ろうと動いてきました。

今日、拝見させていただいた催しは、自分自身は、受講前か、受講途中に、お客さんとして参加したものでした。当時のことは忘れるはずもありません。先生や高麗さんと出会い、命は助かり、人生のやり直しをスタートできるようになったものの、自分が近くにいるのは邪魔ではないのかと距離をおくか、迷惑も顧みず、やみくもに活動するか、その両極端の間で揺らいできました。受講前は人工心肺のお世話にもなっていましたが、内臓が半分溶けた状態で、一日22時間の活動を3ケ月続け、すっかり体は元気になりました。死にかけた状態で光をみつけ、いだき講座を受講し、その後の数々の奇蹟の連続に、先生や高麗さんの動きが世界を変えることは疑いようもありません。問題は、出会った自分は如何に出会った存在であることを証明するか。 

 

 

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