KEIKO KOMA Webサロン

内面と身体


東北大震災のあった年の5月に父が亡くなりました。11年という歳月は記憶のなかに父の死と共にあり続けます。去年のクリスマスイブ前日に母の死を妹とふたりだけで看取ったことは人間は必ず死ぬということを目の当たりにしました。大切な人の死は受け入れられるものではなく、記憶から消えていくと思うことだけでも恐怖を感じます。だからといって忘れられないままでは生きていけません。人の死は、自分の死にもつながります。それほどのことを災害や戦争で一瞬にして命を奪われることの悲しみ、怒りを、空間を超越し変えていかれる先生のコンサートで、内臓があちこちうごめくなか、2部の最後に腹のなかから湧き出でる強いエネルギーを体感しました。一直線に花火が上がるように噴射するエネルギーは紛れもなく体内からでした。春爛漫の光とエネルギーが、空間に、身体に、満たされていきました。

つづく応用コースで、内面は内臓のはたらきであるとお話しをいただき、いだき講座でいちばんわからなかったことをまさに今は理解しなければいけないと思いました。コンサートや講座で自分の身体の反応が毎回あるのを経験していながら内面は別のことと捉えていました。どこまでいっても観察している自分の身体なのです。要は身体、内臓のエネルギーにあること、愛がある状態は内臓が健全に健やかであること、幸い、まだ日常クスリを飲んでいることはありません。身体、内臓の声をわかる感受性になっていかなくては、愛もわからないと知りました。


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京都コンサートホール 大ホールにて
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高麗恵子スカイロケットセンターにて
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東北センターにて 展示会はじまりました