KEIKO KOMA Webサロン

全て変える時


比叡山にて窓を開けると、雪が降っていました。今日は東京に帰る日です。仲間がお掃除に来てくれ、一斉にお掃除をする時、これから何かがはじまる息吹を感じ、国創りもできる気概が湧いてきます。全ての催しが終われば、次へと向かう力が湧いてきますが、滞在中は、大きな重い荷物を担ぎ、やっとの思いで一日一日を乗り越えている体感です。人間の業や生命の重荷となっている生活習慣、身についた生き方を改善してくださる、先生のはたらきは正に生命賭けとは常に感謝するばかりですが、我が身をもってその重荷を感じ、重荷が解放される経験をさせていただいています。いつも次の地に向かう時は新しい壁や重荷を感じ、帰る頃は、全てが解放され、身も軽くなりますが、また次の地へ向かうにつれ新たな重荷を感じ。。。を繰り返してきました。先生のはたらきは大変なものであります。

今日も比叡山を発つ時は、国創りのエネルギーを感じ、何でもできる気概があふれていました。が、途中から心が暗くなり、体も重くなっていきました。まるで病人のようだと気づき、なんとかしないといけないと考えても、恥ずかしながら眠ってしまうのです。本当に病人だと次第に気持ちが焦ってきました。東京に着く頃、社会の空気を吸うだけで、滅びゆく闇が体にも心にも入り込んでくる状態が見え、驚きました。昨日の迎賓館コンサートでの経験を思い出しました。滅びゆく世界から脱出することに必死でした。先生の音に乗っかりたく必死でしたが、なかなか乗れませんでした。最後にぎりぎり乗ることができ、生命助かったと安堵しました。この経験をさせていただき、これからは先手を打たねばならないと肝に命じたのです。世俗の空気を吸うだけで、落ちていくことを経験しました。一度吸ったら、なかなか上がってこれないことも身をもって経験しました。隙なく生きねばと感じましたが、今日は、あっという間に落ちていました。生きていける世界を作ることよりないのです。最近は頭にくることや腹がたつことばかりで、イライラするばかりです。気が狂いそうと感じ、自分を正しました、幸い、先生との会話の中で、ただ動くだけが早い訳ではないことを知りました。人類全体が危機にある今、世界中の人に先生の存在をお伝えしたい気持ちばかりがあふれてきます。毎日仕事をするように、海外の人にお手紙を書き、発信すればいいと感じ、実行してみる気持ちでいましたが、そればかりが動いていることにもならず、早い訳でもないことを先生のお話から気づきました。要にある動きは、早いのだと感じます。とにかく、思うように動けずに苛ついていました。思うようには成る訳がないとは本音と思いの違いがわかってからは重々わかっていることであるのに、やってしまいました。この危機にある時代において、人間は何故こんなにもわからないのか、動かないのかと周りに向ける怒りが収まらずに、苦しみました。苦しむことは当然です。答えではなく自分勝手である故の苦しみとは自覚しています。それではどうするかを心鎮めて考えます。自分のリズム、スピードで動けば良いと見えてきました。まわりの人と何かをする時、まわりを基準にするので、苛つくのは当然のことと気づきます。それもおそらく互いにそうなっているのだと考えます。一人一人が自分のスピードで動いていけば、気持ち良く物事も動き、良い結果が生まれるのだと考えます。ふと、いだきをはじめた時の原点に戻りました。自分一人からはじめ、自分で何でもしてきたのです。今もそうすれば良いと考えます。それも一人一人が気持ちを表し、活かしていくように考え、動けば、新しい動きが生まれると見えます。折しも、パソコンを開くと、突然飛び込んできた記事があり、食い入るように読みました。精神の強い人は成功するという内容の記事でしたが、時間の使い方がまるで違うのだと気づけましたことがありがたいことでした。自分の目的をいかに達成するかで時間を使うので、まわりのことでは時間を使わないので、いらつくことはないとは、なるほどと苦笑します。苛つくのは人間とし愚かであるということが見えるようにわかり、今日をもって終わりとします。今までは一気に数多く行うことが動くことであり、行う時間を早くすることに努めてきましたが、今日からは、世界の平和を実現したい目的に向かい、良い実りが生まれるように動くことを真剣に取り組んで参ります。迎賓館コンサートでの経験により、一瞬でも過去の癖を出したら、落ちていくだけとわかりました。今日は、情けなくも外へ出ただけで世俗の空気を吸ってしまい、落ちてしまいました。先手を打つよりなく、動きを作る側で生きるよりないとは身をもってわかりました。この世を嘆いても悲しんでいても何もできないことを甚くわかりました。昨夜、子供が虐待されること、死に至る程の暴力をふるうことに対して、身が凍てつき、底知れぬ怒りがこみ上げてきました。いだきをはじめた頃も同じ経験をし、先生に間違いを正していただきました。幼児殺人事件が続いた時、抑えきれぬ怒りと悲しみに地の底へ落ちました。先生に叱られ、驚き、目が覚めました。この経験があったので、ひたすら、いだき講座とコンサートをお伝えする仕事に賭けてこれたのです。怒っても悲しんでも答えはなく、真の気持ちがあるなら子供達が生きる世界を作ることが答えと甚くわかりました。昨夜は、怒りに震えた時に一瞬にし地に落ちていました。子供達が生きていける良い時代を作っていく為に、一歩でも前進していけるように尽くしていかねばならないと強く感じます。申し訳ない状態であった一日となりましたが、一日の最後に気づかせていただき、ありがたい気持ちで一杯です。ありがとうございます。

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空間が広がり
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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山元町 結工房より