偏微分の応用でガンダム
わかりそうでわからない感覚のままずっと沈思黙考が続き、漸く初恋、迷宮、玄牝が一つになっていく感じがあったところに2/10のコンサートの音とメッセージで「大道」を教えてくださり、一気に四つのコンサート、そのメッセージと音が身体のなかで一つになっていく状態を感じていました。そこにとても印象に残っていたアントレプレヌールサロンでお聞きした「ガンダム」の映画のお話でいだきしん先生が呟くように仰った一言がとても大事なことと直観し、昨日早々に起き出して映画館に身を運びました。
ガンダムについては先生が以前から時々話されるのでその都度チラチラ見てましたが、漫画本や映画をしっかりと見たこともなかったので、ストーリーはわかりにくかったのですが、ここは何度も習った「偏微分」で先生が話されていた「愛人」的存在、西洋の魔女キルケーをモデルにした”ギギ”という女性を中心に観ていました。というよりも映画自体がそうなっているようでした。戦いの相手である二人の男の元を行き来しつつ直感的に動いていく女性原理!?をそのまま体現するギギ、その女性性に魅了される敵同士の二人の男が結果的にギギという魅力的な女性のために力を発揮していくという話に見えてきました。「玄牝」が現れた頃に女性がキラキラと輝いていると男は良い仕事をするという「男と女のある何か」の肝を教えていただいた光景がガンダム映画にわかりやすく映し出されているのでした。
初恋はまだ主体が曖昧なので恋にならず、相手の異性ではなく自己が世界に初めて呼ばれた出来事ということ、さらに初恋は玄牝が一瞬開いた痕跡であり初恋が永遠に還っていく場所であること。そして「世界」が自分の道を歩くのを妨げない大道という老子の哲学を経て、愛は大道が人間の関係にあらわれた姿と教えていただいたことが、不思議とギギを通して観えてきたのです。一人で考えていると頭が先行しそうなところでしたが、大画面とハイクオリティな大音量で展開するギギの人生はある意味でとても身近な存在に感じられました。先生の初恋はひでこさんということもあらためてお聞きしてプルーストの意識の流れについて存在論で何度も何度も質問したことも蘇り、昨日の先生のお話で初恋が「初めて世界に呼ばれた出来事」ということと「一瞬開いた玄牝の痕跡であり、永遠に還る場所」ということも胸の奥深くに浸み入るように理解しました。
昨日の質問の答えの中でいだきしん先生が、ギギのセリフやストーリーについておかしいところを幾つか話されていましたが、私もそのように感じました。そこからクリエイティブな世界に飛翔しながら観ていたのですが、先生が原作を書かれたらギギのキャラ設定をこうして、それならこのセリフはこうだろうな、とかストーリーはこうなるのでは・・とか楽しみながら観ていました。さらにドルビーシネマなのであの大音量の音楽や効果音も先生に依頼して制作していただくとまさにギギや二人の男たちとの関係に大道があらわれるのでは・・、とか。お陰様で大変多くの楽しみ方を同時にできるいだき的映画鑑賞と言えるような経験でした。
応用コースでお聞きし対話させていただいた愛のフィールドはいつも以上に先生の存在を全身で深く感じとる大変貴重な世界の出来事になりました。
いつも尊い経験の場をありがとうございます。
