依存関係を切る

先生の講座を生で聞ける喜び、あっという間の時間でした。印象に残った依存関係を切るというお言葉、感受性トレーニングのお話で周りとの依存関係を断ち切ることで感性が良くなり自律へとつながること、相手を受容する力が生まれると、やはり人間が人間になることなくしては良い社会は生まれないとお話を聞きながら感じていました。

お薦め下さった手塚富雄氏訳のゲーテのファウスト、良い日本語に触れることが大切とのお話に探して読んでみます。質問者の方とのやりとりから嫉妬などの感情を文学的な言葉にできたらと、普段何気なく使っている言葉の奥の深さを感じます。私もきちんと言葉を使えるように心がけます。

高麗さんのビデオ講演会からは運のお話があり、深く体に入り込んでいく思考の恐ろしさを改めて感じました。
良い悪いはある判断基準があって初めて成り立つもので本来は存在しないのではないかと感じてきました。殺めるということですらも、命が存在するために他の生命の命を頂きながら生きていること、それは完全な悪のだろうかと感じてきました。

囚われから解放され、より広い世界から感情そのものを見つめることにより、感情の表現の言葉が生まれるのではないかと、そのように感じました。今日も新しい発見が楽しみです。ありがとうございました。