KEIKO KOMA Webサロン

今日のコンサートがなかったら


1月31日のコンサートがなかったら、私はどうなっていたかわからないと強く感じる前日でした。お誘いさせていただいた方に、コンサート後に心からの御礼を言っていただきまして、涙が出るほどうれしいです。私と同様に、今日のコンサートがなかったら、明日の自分はいなかったとに表現に、私もです、と深くうなずき、共感しました。私が感じていたように、多くの方々も、大きな節目であったコンサートであったということを身をもって経験されたことと考えます。

 

昨日は、背中と首の後ろに、鉄板のような重くて固いものを身に被ってしまい、首をすくめて歩いていたので、先生の息子さんが心配し、体を動かして少しでもやわらぐようにとお声をかけてくれました。体を動かして取れる代物でないことは動かしてみて、よくわかりました。監視、管理システムの重圧に耐え難く、気が狂いそうになりました。その時、日本がなくなり、他の国の管理体制下で生きるよりなくなった時の苦しみを感じ、思わず死んだ方がましだ、と叫んでしまった自分を深く考えてしまいました。先生にお会いし、先を作れる心身を養い、何があっても生きていける生き方と仕事のあり方を学び、身につける経験をさせていただいています。何があっても先を創り生きていかねばならない気持ちだけはありますが、背中にのし掛かる重圧に耐え難い気持ちで正直は気が狂うと感じました。

改めて疎外を調べはじめ、最後はマルクスの資本論まで行き着いたのです。が、答えがないことは甚くわかっていますので、おおいなる存在とひとつに生き、先生のはたらきをよくわかり、お気持ちに報いていけるような真っ当な人間とし生きるよりないと、今日のコンサートに賭けていました。

 

コンサートメッセージは、昨日から身にかぶっていた感覚をそのまま的確に表現していただいていました。あまりに図星のお言葉に気持ちが良い程、必要なことと余計なことが分けられ、頭が整理されます。素晴らしいメッセージに感動し、益々コンサートを心待ちにしました。「貧の解決へ向けて」です。「これからの人類の未来を築くこれからの本来性を演奏で試みます」とのメッセージにどのような経験ができるのかととても楽しみでした。「貧しい観念を抜け出せない限りはこのテーマは人によっては不快感すら覚えるでしょう、過去観念です。今までにない未来の試行を行います。ゆるやかに試すという表現をいたしておりますが、「貧」を解決する未来への一歩です」に、想像も及ばずに、益々楽しみになります。

先生の演奏がはじまると、頭と心、体がひとつになり、とても良いバランスを感じました。普段のアンバランスさを身にしみ感じ、これからは体、心、頭がひとつである生命でありますので、そうでないと気が狂うと考えました。一体感こそが生きていける世界と、昨日の疎外感に苦しんだ地獄の経験から一変し、天国へ移行出来、夢のようと感動、感激しました。永遠にここにいたいと望みます。ここでなら永遠に生きていきたいです。心地よいばかりです。唯一、後頭部にはまり込んでいるある何かが何かと問うても、答えが見えないことが課題であります。

第2部のメッセージも思わず拍手する程タイムリーであり、あまりに的を得ているメッセージに感動します。「愛すること」というタイトルです。

一言一言が身にしみます。「例えば子供が生まれて、例えば恋人がいて、友がいて、家族がいて、などなど。。。「愛すること」がなければ先は重く暗いです。せっかく希望という導火線に火が灯ったのに、中途で火を消してしまう愚かさがあってはいけません。「愛すること」により生まれる未来に向けての想像を絶する創造的な生き方を実現してください」

心配性の私は、愛することを忘れると、心配で先が暗くみえるということがよくわかります。愛があれば生きていけるのが人間です。休憩時、舞台裏で先生のご家族が素晴らしい笑顔でいるだけで、生きていけると力が生まれます。スタッフが、心からの笑顔で、力になりたいと側にいるだけで、世界をも変えていける気持ちが生まれます。何より、全てを受け容れてくださり、全ての問題の解決へと向かい、耐えずはたらき続け、答えを見出してくださる先生がおられる今、皆で気持ちひとつに力を合わせ、未来を築いていきたいと心より望みます。日本がなくなる重圧感を感じた昨日、死んだ方がましと叫んでしまった私は、今日は更に奮起しました。それ程に辛いことがわかったので、それこそ死んだ気で、全身全霊で日本の未来をつくる事に取り組んでいくと心に誓います。

第2部の演奏は、第一音から愛よりありません。懐かしいまでに、生命の奥深くまで染み通り、魂に響き渡ります。ぬくもりにあふれ、愛よりないことを生命で経験させていただき、体も温かくなり、正に愛の導火線が全身に引かれたような流れでぬくもりが全身に広がっていきました。愛よりありません。先生のメッセージのお言葉に「愛の根源的パワーに、「愛すること」は導火線に火をつけることになります」と読ませていただき、とても希望を感じ、心があたたかくなりました。導火線の火を途中で消すなど本当に愚かであると身にしみわかります。

先生があらわれ、先生中心に生きれば真の自分を活かし、存在あらわし生きていけるとわかる今です。過去で止まっていることが最大の邪魔になっていることが最近は見えるようになり、頭の愚かさは胃の違和感となり、すぐに現れます。過去にとどまる時に、頭も悪くなることが見えているのです。今日も、最高に心地よい経験をさせていただき、最後になると、コンサートが終わることを恐れ、頭が過去に戻っていました。このようにし、コンサートで最高の経験をしても日常に戻ると、頭が過去に止まってしまうのだと手にとるように見え、2度としてはいけないと心に決めました。先生に感謝したなら、裏切るように生きてはいけないということが見えたのです。講座、コンサートで経験していることを忘れたように生きることは生命にとって最大に裏切っているとはっきりと見えました。今まではまわりが皆そうであったので、気づいても変えようとしていなかったほとんどの方はこれからは自分の生命の裏切りが、体の不調等にすぐに現れると見えます。いよいよもって、真が中心の世が創られます。本当は、人間であるなら、生命に偽りなく、愛に生き、皆が生きていける世界を作っていくと見えます。コンサートの経験からスタートし、更に先へ向かうように生きていくことが御礼であり、礼儀と考えます。「今」に生きていくよりないとわかり、普通にしていると気づけばふと過去に戻り、とまっている頭の状態を自覚した今日は、最後のピアノ演奏のはじけるような音の連続に、スピードもテンポも合わせることに集中すると一体となれたのです。過去の愚かさは終わりと私も弾け飛び、一足飛びに自由で美しい、永遠に生きていきたいと望む世界に飛翔しました。万歳と叫びコンサートが終わりました。

今日のコンサートがなければ明日の自分はいないのです、とおっしった方のお言葉が心にあり続けます。何度も私もですと言い続けています。1月31日はコンサート開催が必要であったと心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

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京都コンサートホールにて
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多賀城跡にて
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東京高麗屋にて(8月20日)