今日から授業開始!
実は、元旦が「餅つき」だとばかり思って「高麗カフェ」に行ったのだった。よく確かめもせず、とんだ失策と落ち込んでいた。でも、今日はいいことがあった。何と初仕事をしたのだ。どうか今年もよろしくお願いします。
昨日、金剛山へ初詣登山の途中に電話があった。「親戚の大学生で、小説を書いている子のレッスンをしてくれないか」と。もちろん否はなく、幸先の良い塾のスタートをうれしく思った。しかし、送られてきた、かれの書いた「変人」と題した小説の最初のところを読んでみて、わたしのやっていることは、表現力の増進を狙った新しい国語教育であり、言葉の学びの実践であるから、小説指導ではないことをあらためて思い、ちょっと気が重くなっていた。それでも、午後やってきた紹介者夫妻と本人の「お試しミニセッション」をやったのだが、わりとうまくやれて、かれも「ここは他ではない学びができるので通ってみたい。」と言ってくれたのでホッとしている。その紹介者自身が「国語塾」のファンで、いろいろ支援してくれるのであるが、他者には、「とにかくいいから行ってみよ」としか言えないそうだ。簡単な話題をしながら、そこにある深遠な意味がなかなか読み取れないし、柔軟な発想というものが身につかないでいるとのこと。例えば、「どうしたら小説が書けるようになりますか。」という質問に、どう答えるべきか。わたしなら「その質問をしないことです。」と答えるしかないのだが、それが理解難いそうだ。しかし、「質問を持つこと」がレッスンの目標と言うからたちが悪い。かれは、「先生は散歩がお好きですか。」と聞いてきた。ウム、この子なら引き受けられると思った。(年頭の近況)