KEIKO KOMA Webサロン

今から、これから


40年、活動を広げ続けてくださり、本当にありがとうございます。
節目のコンサートで、私自身も「これから」と身も心も新たになりました。

コンサート前夜からざわつき、当日の朝は身体が動かず目もよく見えず、ただコンサートに向かってやることをやっていました。リハーサルのはじまったころからか、突然ノイズが消え、すっきりと目が見えるようになり快活さが戻ってきました。目も見え、感覚もクリアになったため、本当に楽しみにコンサートに伺うことができました。

コンサート第一部、いきなり背中から、腰からぞろぞろと抜けていくものを感じ、身はすっかり軽くなりました。跳べそうなほど軽やかになった身はさらに清められ、ある時から「切り拓く人」を感じ、切り拓く人の在り姿を教えられました。その在り方、生き方を言葉にすることは難しいのですが、切り拓く人は、自分を超えた存在とともにあり、一人でありながら、すべての人と共にある存在でした。

私の中には、悩みも憂いもなくなっていますが、唯一あるのは死への恐怖と感じ、この恐怖を乗り越えられれば、今の仕事や活動の在り方も根本から刷新されると感じました。その答えは、第二部のメッセージによって、得られたか、あるいは少なくとも手がかりは掴んだと感じました。はっきりと、これまでの「好き」も「恋」も完全な間違いであったとわかりました。好きと言っていたことも、恋と言ってきたことも、好きとも恋とも違うものであったと、はっきりと自覚しました。仮にこの間違いに気づかぬまま齢を重ね、間違ったまま死へと突き進んだとしたら、死に際まで苦しみから逃れられず、死に向かうことも、死んだあとも孤立よりなく、永遠の闇であったと感じました。完全な間違いであったとわかるところから始まりました。年月とともに深まり、齢を重ねるごとに美しくなり、より魅力的になっていく人に、愛を感じました。生きる方向性が見えてくると同時に、いつ訪れるかは誰にもわからない死は、生の延長にあり、生きている今が死へと続くことを感じると、死はもはや恐怖ではなくなっていくことを感じました。

コンサート後の食事をしながら、「過去はご破算」と思わず言ったときの解放感には笑いがこみあげました。コンサートが終わったあとの身軽さと突き抜けるエネルギーにこれからを感じます。

今から、これからのときを心よりありがとうございます。

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