人間

三鷹市公会堂のコンサートをありがとうございます。「偉大なる幼稚さ」という考えたこともないことの演奏から始まりました。身体に響くピアノの音が気持ち良く、内はどんどん動き、変わっていきます。あるところで身体一気に開くと、身の内には柱が立つようにして空洞の柱がありました。「幼稚さ」ということとコンサート中は繋がっていなかったのですが、この状態から生まれることで生きていくことと気づきます。第二部は愛の波が押し寄せ、身を任せ、身体の隅々まで愛に満ちる心地よく幸せな経験でした。愛はとどまることはないことをメッセージで学び、演奏で経験します。人間はとどまることがない存在なのだと学びます。気づきがなく、同じパターンの中で時間に縛られ、お金に囚われ・・何て滑稽な生き方をしてしまっている人間なのだろうと見えてきます。
私はどこか真の自分になったところからが始まりというような意識でいたことに気づきます。それがどのような状態なのかは深く考えず曖昧でした。気づきがあり、正すべきは正し、いつも今の自分から更に高みへと向かい変わっていく今のプロセスを先生、高麗さんがいらっしゃる今、皆で向かっていけるこの時が尊いことを感じ、感謝する日々です。何千年とお聞きする繰り返してきたパターンを受け継いだ自分が先生のお働きにより、その状態を脱していけることのとてつもないことを考える今日でした。