人間

６月２３日京都コンサートをありがとうございます。迎賓館コンサートが開催された翌日、先生のお誕生日の朝は頭が晴れやかなことがありがたく感じ始まった一日でした。先生の生きて来られた道をコンサートメッセージでお聞きし、先生のお言葉だとこのような表現になるんだとその緻密なことや繊細なことに感動しました。コンサートメッセージをお一言お一言真剣にお聴きするようになり、先生の表現に触れると自分の言葉の大雑把なことを自覚するようになりました。いつもそのままを書けるように真剣に取り組んではいるのですが、正確に表現するのであればもっと表現があると感じ、今から取り組んでいくことです。
パイプオルガンから始まった京都コンサートは一音目から内面開き、一気に豊かな世界が内に広がります。生命と生命が交流し、空間と生命が交流し、大地が耕されるように内面豊かに育まれていきます。生き物の生命が生きるための基本と感じる今、先生が見出してくださった人間の本来の在り方を経験をもって身につけていける幸運に心より感謝し、生きて理解深めていくことを何より望みます。
また違和感が出てきた身体の左側でしたが、前ほどではなく、先生の音空間にただ在ることに集中します。空間に現る存在を感じ、人間を超えた大きな存在と共にあることが幸せで生きていると実感します。人間として生まれ、人間として生きることは考えれば自然なことですが、それが出来なくなってしまった末期状態で先生のご誕生により一筋の生きる道が拓かれ、人間本来の在り方を一人一人が取り戻していける今の尊いことが身に沁みます。愛あれば自ずと考えていけることが希望です。先生のお誕生日に多くの方と集い、コンサートを経験させていただきましたこと心よりありがとうございます。日付は変わってしまいましたが先生お誕生日おめでとうございます。