人間として

一回一回が本当に貴重なコンサートです。
コグリョカフェで詩を書いて頂き、自分の感覚としては変わっているつもりであったことが 単に つもりであったことが解りました。
よくわからなくて卑屈になる感情と向き合う中で、そもそも私は何も表現していないし、何もやっていないと、まだはじまってもいない 自分自身の状態であることを受け止めました。

それでもコンサートはこれまでも経験しているので、変化は日常の生活で少しずつ現れ、今まで関係をもってきた方々の新しい側面にふれ、自分の思い込みでその人を見ていたことに気付くことが多くなりました。第一部では実際に涙が流れ、本当の気持ちを話した時の手技のお師匠の言葉に、勝手にはまっていた関係性は私自身に原因があるのだということも初めて受け止めました。

自分が信じられないということ、人にわかって欲しいと思う気持ちがあること、新しい未来を作るということはここを超えるほど 自分に確信を持たなければいけないと気付きます。

コンサートでの経験は私が私でいいという 大きな愛をいただけることを改めて感じました。自分を 存在 丸ごと受け容れてもらって初めて成長できるとお聞きしていたその言葉が、たった一人でもいいから分かってくれる人がいて初めて未来を創ることが出来るということにつながります。

東北での経験はいつも自分の根底の部分と繋がります。嫌ならやめればいい、いつも決めるのは自分であること、自分で自分の人生に責任を取るということを改めて今自分に問います。ありがとうございました。