人生と生まれた意味

今日は麗らかな陽に呑まれながら、心の中のそこだけ極端に成長出来ていない部分にヒビが入り痛みに苦しむ時間を持ちました。人から言わせれば短気で感情のコントロールが出来ないという簡単なことに成長を望みました。不安感や恐怖感は消え、盛岡のコンサートが伝搬しているのを陽や空間や木々の緑の柔らかさから感じました。少しの衝撃で引き裂かれるように苦しくなるのは、５年に１度くらいの頻度でこれまで訪れてきたもので、心は体ではないのに、どこが痛んでいるんだろうと不思議です。すべてを丸く包む日差しと空気に体ごと受け容れられ、嘘の姿に惹かれていた人は去り、本当の姿は間違えているかと立ち止まる間もなく、全体に肯定され受容され痛みは溶けていきます。

恐怖からの選択のどれだけ多かったことか、この痛みは溶けて何もなくなってこそ全体とひとつになれるもので、いつまでもしがみついているような代物ではありません。