上昇路線

春満開の仙台にてコンサートを有難うございました。
コロナに続く戦争で全世界的に落ちている状況に生き、空気が抜かれるように力が抜けてしまっていた事に気がつきました。国も銀行も状況を好転させる事が出来ない中で、2時間のコンサートでは力が漲り愛のちからが充満されています。
人に関わる以前に、実存はどうであるかを問われ目が覚めました。世界の状況を含め目の前の事に反応する事で自分はどうかが疎かになっていました。より大きな世界と繋がる実存がはっきりすると更に上を目指せるかという未知の領域へ向かう今を自覚しました。
美しいテーマに感激した二部、一音目の始まりから畏れ多い存在の顕れを感じ感謝に溢れました。美しい存在が数日間ずっとすぐ側にいらっしゃるように感じられ、今日のコンサートでは大いなる存在とひとつに世界と共に居てくださることに生命全てで感謝しました。自分のこと、世界の状況や環境を超えて皆で生きていく生命の力が養われました。
世界の中での日本の力が落ちると同時に一人一人も落ち込んでいた事に気が付き、世界の中での実存が糾されました。果てしなく大きな世界に生きる実存は社会で生きて想像出来ないほどに豊かな存在だったのです。

動きの悪い世界の状況は愛のちからにより充填された命であれば好機にしていけると分かったことは現実にも現れました。大いなる存在や宇宙とひとつにある実存の尊さを経験させて頂きました。上昇曲線に在る今を有難うございます。