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三鷹コンサート


緊急地震警報のアラームで目が覚めました。コロナに大雨に、地震に、、今の時代を想います。この度2日間の三鷹でのコンサートをありがとうございました。久しぶりに会場で聴くピアノはまるでシャワーのように降り注ぎ、覆っていた緊張が解け身体が熱くなりました。コンサートメッセージは理解したとは言えませんが、命は命懸けです、これまでの愛は愛ではなかったこと、神は愛、そして要素とお聴きし、身体の後ろからエネルギーとでもいうのでしょうか、力が出てきて姿勢が正されました。神は愛、この言葉はとても嬉しく感じます。既に20年以上前にもなりますが、ある事で命がかかった事があり無我夢中で生きていた頃でした。大変な時を超え、子供達が寝た後に洗濯物を干す為にベランダに出てふと夜空を見上げると、一瞬にして空間との境がなくなり、一瞬にして神は愛であり真理である事、自分はこうしなければわからなかったという瞬間がありました。まるで時間が止まったかのような空間に、神というのか自然というのか自己を超えた存在に包まれベランダで号泣していました。その経験を表現する言葉は今も見つかっていませんが、ピアノ演奏を聴きながら想い起こしていました。神は愛、と流れた時、何か懐かしく身体は熱く、ピアノの倍音の世界に包まれていきました。その言葉はたまらなく好きな世界です。
この度のコンサートで、私的にはやはり会場に足を運ぶ大切さを実感し、コロナ禍である事を忘れるほど、身体が軽く熱く変化しました。久しぶりの会場でのコンサートには、鮮やかなマーブリングの花々が美しく明るく照らしているかのようと感じました。特に私よりも年代が上の方が素敵に美しくマーブリングを装っている姿を見て、歓喜しました。年齢を重ねでも美しい姿は嬉しく希望です。自分の中でこの数ヶ月は装うことも禁じられていたような窮屈さがあったとわかり、こういう時だからこそきちんと美しくすることが大切と、ピアノの音を聴きながら考えていました。ペストの時代でもルネッサンスの芸術が生まれましたが、コロナの時代はマーブリングでしょうか、新たな芸術につながる作品の数々と感じます。来週は盛岡でのコンサートですが、とても楽しみです。連続のコンサートですが何卒よろしくお願いいたします。

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マドリード展示会場より
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夕方の風景です。天空にいるようです。
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高麗恵子ギャラリーにて