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三夜連続、ありがとうございます。


三夜連続の歴史的なコンサートが終わり、次に向かう7月です。最近、特に気になることは、砂漠化する地域のことです。アラビアの肥沃な三日月地帯が見るも無残な風景となっています。環境破壊が進むニュースの多い中で、砂漠化したアフリカの土地を一年で緑多いジャングルに変えた農法を知りました。その農法を参考に昨年から、菜園を始めていましたが、その資料については、よく見ていませんでした。最近になって、その資料を見直していたところです。その資料には、今まで、私が何かおかしいと感じていた農産物に対しての疑問を、データに基づきながら説明してありました。そして、その実験結果は、理論以上の成果が得られたとあり、自然の力を称賛していました。すべては、人間の意識が、自然に反する結果で、人間が良いと思ってきた愚かな行為です。それが、明確となり、すっきりしました。だから、私は、コーヒーの中でも野生種のリムが一番と感じていたのです。迎賓館コンサートホールでも、野生についてお話がありました。再度、オンデマンドで聴きながら、20年以上前のことを思い出していました。知人に連れられ深大寺植物公園に行ったことです。園内の温室ハウスに咲く花を見ていると、気味悪く感じ、耐えられなくなり、走ってその場を立ち去りました。人間の都合で、花弁を大きくされ、無理やり笑顔を振りまく花は、お化けか、化け物のように見えたからです。流通している野菜や果物も、過剰に膨らみ形は整い見栄えよく、店頭に並んでいますが、気にすると食べるものはありません。しかし、自然の力に任せて、育っている野菜や果実は、他でとれた物とは、違う食感と味わいがあります。それを頂く度に自然の恵みを感じ、本来の野生の力を享受できます。先日の三夜連続のコンサート初日は、お腹の中が、自由になったと感じました。先日のお話にあったキャラクターを、このお腹の中に見ました。今も、目を閉じると、自由な空間が、広がっていることをわかります。その空間を感じると、天空に突き抜ける大輪の花が、浮かび上がります。7月1日の「高句麗伝説」で、表現されたギターと即興詩では、人間のやっている悪行と、それを正す存在を感じました。圧倒する存在と寄り添う天女に、心がときめき、これから起こる事柄は、大逆転と感じ、胸がすきました。その後は、椅子に座って聴いていることが耐え難いほど軽快なリズムで、心の中では、踊って歌って手拍子を打ちながら、ただただ、嬉しくて、楽しい高句麗伝説でした。明日からのコンサート、講座もとても楽しみです。誠に、ありがとうございます。

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