七夕に誓う

学校の期末試験も終わり、やっと自分の本業（「国語塾」の運営）に専念できる日々が始まる。【学校の国語の授業も、もう一つの本業なのだが】――いまなんとか「おとなの国語塾」を展開したいと思っていて、アーレントのいうような「活動」（差異を表現する「言論」の方だが）を今の日本人同士の「会話」にできないかと張り切っている。論理的に明快で、そして平易な表現で、「本音」を語り合うサロン、「高められた話し言葉」の実践なのだ。すでに大阪や高槻で開催してきているが、今年は、もっと大きく展開できないものかと考えている。幸い今日、個人レッスンに見えられた社会人が、とても関心を寄せてくれていて、新しい場所での創設を約してくれた。だからと言うわけでもないが、今夕は、ある怠け心というか、弱さを克服し、書架の整理と掃除に専念した。天の川は見えないが、「国語塾」の展開を夜空に誓った次第である。