KEIKO KOMA Webサロン

一瞬一瞬


NPO高麗東北センターでの尊い1日をありがとうございました。
応用コースでは質問させていただく気持ち満々でうかがったのですが、はじまりのピアノをお聴きし、生まれて初めての経験をさせて戴きました。いだきしん先生のピアノは、いつも「初めて」の経験です。言葉で表現するよりももっと豊かな事を感じていますので、何とかしたいと取り組んでいます。ピアノが終わった時、声を発すること、言葉を発することが嫌になっていました。「ただ、此処で生きていけばいい」と、光満ち溢れる特別な空間の中で、透明な涙があふれてきていました。「此処を忘れないで、此処だけで生きていこう」と心の中で誓っていました。その後のお話の中で、お聞きしたかった、言葉についてお聞きできました。質問させて戴くことの大事さはわかっていますので、今後も行為は怠らないようにと心掛けますが、次の「存在論」でも、お聞きしたかった事がたくさん聞けて、感謝申し上げます。恥ずかしながら「開明」という言葉を知りませんでした。けじめをつけていっているのか、という先生のお言葉が、存在あらわし生きるに忘れてはいけないことと受け止めました。「この世で存在している意味をほんとうに考えているか」との問いかけは、個々はもちろんのこと、世界へ向けて発信して下さったように感じました。
直後に、高麗恵子さんが語って下さるというスペシャルスケジュールには、いだきしん先生が淹れて下さるという、特別な珈琲が更にスペシャルです。世の中にこんな美味しいコーヒーがあるものかと、いつも御神酒と感じ、大事に大事に頂いております。日々のメッセージ、そして「即興詩」を詠んで下さる瞬間瞬間も大好きです。直前に、一瞬にして空気が変わる時、俗世界から完全に脱出します。尊いお言葉ひとつひとつが最も純粋な生命、光と感じ、このような経験をさせていただける人間にはやることがあるとわかります。存在あらわし生きる新たなるはじまりを心に誓った1日となりました。
なぜか、体調変化大きく、ホテルの部屋まで帰れるかどうか自信もなかったのですが、退室させていただくとき、一瞬、先生と目が合いましたお陰で、無事に帰ることができました。IDAKIでは「一瞬」さえも長いと感じる本当に短い一瞬により、支えられたり、助けられたりすることが多いです。標準化された時間を漫然と生きるのではなく、こちらの時間の連続、一瞬一瞬で生きていきたいと望みます。

個人にとっても縁や要の出来事がある盛岡です。4月19日を前にし、盛岡にてすごさせていただきましたことに深く感謝申し上げます。ますます大切な、高麗恵子さんからのお手紙が心に沁みます。

ありがとうございます。

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比叡山工房にて-4
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八坂の塔
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府中の森芸術劇場 ウィーンホールにて