メッセージ
府中にて開催されたコンサートに参加させていただき、ありがとうございます。
メッセージにありました「一に」という言葉は初めて触れる言葉でした。
アントレプレヌールサロンにてコンサートのメッセージのことをお話しくださり、更にメッセージの重要性をわからせていただきました。メッセージのお話をしてくださったからこそわかる自分の状態があります。コンサートが始まると、メッセージはメッセージ、演奏は演奏と、メッセージと演奏を別のものとして経験しようとしている自分の状態に気がつきます。コンサート中ではありましたが、今一度メッセージの内容を記憶から必死に呼び覚まし、そこから演奏に集中させていただきました。第一部では、自分が何かに向かおうとするとき、人との関係を分断してしまうことを恐れていることを自覚しました。今まで、人と別れていってしまうことが心底怖く、寂しいと感じながらも、自分の未熟さから、自ら人との関係を切ってしまったこともありました。しかし、そのようなことも全て過去であり、ちっぽけであるというくらいに、コンサートではとても豊かで優しい生命の働きを経験させていただきました。そのようなことは恐れることではないと教えてくださるように、本当の意味で強いということを体で教えていただき、向かっていく勇気を頂きました。
第二部では、メッセージをお聞きしているときから人間の本来持つ素晴らしさを感じました。先生の演奏からは理屈では到底説明できないとてつもないエネルギーを感じました。普段、いかにちっぽけに生き、人間でありながら、人間の持つ可能性を活かしきれていないのかを自覚する経験でもありました。理屈の中にとどまっているうちは、本当の人生は歩めていないと感じるほど、凄まじい経験の連続でした。人生の奥深さは計り知れません。今まででは到底予測することもできなかった未来への一歩を踏み出しました。
日に日に表現することの大切さも実感しています。一見、関係のないことのように思えても、表現することで余計なことをしなくなっていく状態があることを知ります。また、表現することはバックできないこと、表現し始めたら表現し続け、より豊かに成長していくよりないことを感じています。
大変尊い経験をありがとうございます。