バラ軸

1本の薔薇の花束を持ってコンサート後に訪ねて来た人がいます。生まれて初めて贈り物として花を買う気持ちになったと少女のように照れくさそうに真っ赤な大きなバラを差し出しました。花瓶に生けて翌日写メして送ったらその構図がすごいアートだと返信がきました。アーティストになりたい気持ちがふつふつと蘇っています。いだき先生のだいぶ前のコンサートで地にしっかり根をはり美しく花咲かせるバラ軸になるのですというメッセージがあったと思いますがやっと今その時でしょうか。
今日の午後に食事に来る人がいて美味しく食べてから畑に案内しました。真っ赤な夕焼けに富士山のシルエットがくっきり頼もしくあらわれました。何より嬉しかったのは畑に向かう時突然に羽を巻いたように何層にも白い雲が描かれバックは真っ青な空に声あげた青年は美しい空を邪魔しないように雲が動いていますねと今まで寡黙な人の何かが変わっていました。コンサートに参加してない訪問先でも町の役に立ちたい希望の会話がうまれて世界情勢には緊張がともないますがあるがままの美しい自然の働きや未来の夢に逢い人の心はひとつになって大らかなここ数日です。
ますます色とりどりの美しい紅葉に目がさめ美しいことから喜びうまれ人は力強くなれます日常に感謝します。人の中に見えなかったわからなかったことをキャッチしてくれる生命があり幸せです。生命の不思議をもっともっとと進みます。京都から伝わる素晴らしい人間軸をありがとうございます