ダイナミックな交流

淀み多い今であること、体が痺れるような熱量を帯び、まとわりつくような汗が第2部の途中まで続く、まさに緊急事態なのを肌身で感じながらのコンサートの経験でした。救済の音をありがとうございました。

先生のお着物姿が美しく、思わず姿勢がピンとなりました。演奏が進む毎に体の中の細胞の一つ一つが微振動するように熱を帯び始め、お腹と腰の辺りから光が生まれていきました。光と熱がどんどん強くなっていき、天から太陽のように輝く光の柱とひとつに溶け合っていきました。身の内でもあり、光の柱の中心を通る風が心地よく、ダイナミックに空間を流れ、漆黒の宇宙を自由に舞う龍のように見えました。散りばめられた星の輝き、真の自由がありました。

先日Zoom中に目が痛みであけていられなくなり、涙がとまらないことがありました。突然だったので何が起きたのかとびっくりしましたが、先日の迎賓館コンサートのライブ配信の躍動する体感を思い出し、場を超えて繋がる臨場感が増していることを思いました。ロシアとも、また世界のたくさんの場とも繋がる動きに可能性を感じます。

ダイナミックに溶け合い
重なり合う心ひとつに
未来へと向かう風

はじまりの朝
太陽から生まれる鳥
自由なる飛翔　導かれる真

優しさ満ちる空間に悲しみと慈しみが同時に染み渡ります。ありがとうございました。