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コンサート翌日


コンサート直後は平衡感覚がおかしくなり、真っすぐに歩くのも困難なほどでした。段々と直りましたが、頭が麻痺しているような感覚と体のしんどさは拭えずにいました。そういう状態は余計なことを考えられないので、周りに振り回されることもなく、「ただあれる」自分のような気がします。本日は自転車でなく市バスで移動をしておりましたが、行きかう車もバスの運転や乗客も、何かイライラとしたり、自分中心であったりと見受けられ、大きなコンサート前のように感じられました。あるお年寄りは席を取りたいがために待っている順番などお構いなしでしたし、またある乗客は家族で人数分以上の席をとり、着信音が大きすぎるとどうでもいいことを繰り返し吐き、他の乗客も不快を表しておりました。しかし、私の頭は麻痺しているので、その内あまり気になることなく、お年寄りに空いている席を示したり、「心ある」人とふと笑顔になったりしたときに、その不快さを発している人を含め、数人の気配が変わるのがわかりました。本日は軒先出店で立たせて頂きましたが、親子連れの方に挨拶をしても母親は疑わしい表情で早く通り過ぎようとしますが、子供は立ち止まり何か話したげにしてニコニコとして、思わず楽しい笑顔がこぼれます。大人に余裕がないのだなと振り返ります。「殺伐」という言葉になるのか、潤いなく感じられて、また自らの内も振り返ります。模範的なことを書いているようですが、自分の本日は決してそうではなく、また外界にはまりそうになることは沢山ありましたし、自分の反応も以前の反応になっております。しかし頭の麻痺のおかげで、本心の感覚でなく、その以前の反応も違うことをしているようで、本当は全く「大丈夫」とわかっている感覚の自分です。秋晴れの京都でした。明日からは10月です。もう今年も秋に入ったと感じます。
ありがとうございます。

田嶋利江子

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レバノンより
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比叡山から仙台への道中にて
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結工房にて:ジェンダーフリー